不用品処分 片付け 終了

捨て活

片付けまでの長い道のり

手の痛み

あまりの手の痛さとコロナワクチンの再開などで、
一か月以上もブログの更新ができませんでした。

手の痛みは少しは良いのですが、少し使うと熱を持ち悪化してしまいます。

手は腱鞘炎に加えて、加齢変化もありました

必要以上に手を使うと安静にしてなさいと指導を受けます。

捨て活が進む

捨て活は、業者に依頼したのでみるみる進んでいきました。

ずぼらで掃除が嫌いな私でも、
物がなくなるとそこを掃除したくなります。

それで夢中になっているとまた手が傷んでしまいます。

でも今らないと、二度とできないと手にムチ打ち掃除も頑張っていました。

不用品回収を依頼するまで

舅と姑の荷物であふれていた我が家。

自分たちの荷物は押し入れにも入れられず、使えない部屋が4つもありました。

生まれながらにそんな環境にいたためか、主人はその異様さに気が付いていませんでした。

ましてや、片付けにお金を使うなんて考えられなかったようです。

田舎で古くて広い我が家。

部屋は、まだまだあるので使わなくても不自由はしません。

舅も姑も買い物も旅行も大好きでした。

昔は、医療機関に有利な税制もあり、お金は借りても簡単に返せると思っていて、
姑の認知症が進み私に家計を任されたときには、貯金も使い果たした後でした。

そんな二人が過去に使ったお金があれば、今の借金はなかったのにと
今更ながら解せない状況です。

息子である旦那は、自分の給料も最小限で親時代の借金と
被災をしてさらに増えた借金を返すだけのまじめな性格です。

高齢化が進み人口減少中の地域、子供には借金とともにこの閉塞感を背負わせたくないと、
あとは継がないでほしいと旦那は強く願っています。

そんな状況なので、いつまでこの家に住むか、住めるかはわからないので、
ここにお金をつぎ込みたくはなかったのです。

しかし、日々遺品や不用品に囲まれて過ごすうちに
自分の精神状況が追い詰められていきました。

ある程度、自分にも優しくしてお金を使おうと思いました。

古くて、寒くて、汚いところに一生押し込められるのかとゾッとします。

一昨年は、旦那がお金を出してくれないし、一緒の寝室は避けたかったので、
自室を自分の保険金の払戻金で作りました。

ベッドもずっと人が使っていたものを我慢して使っていました。

一番ショックだったのは、新婚の時に亡くなっていた舅のベッドを使うことになった時です。

文句も当時は言えませんでした。

こんなことにこだわるのは私だけなのでしょうか?

そんな大切にされていない感を感じていました。

そして、少しずつ溜まっていく心のノロのような淀み。

そこでやっと自分のお金でお気に入りのベッドも購入して、
一人と猫一匹の満足する部屋ができました。

義姉が結婚の時に2世帯住宅にリフォームを提案してくれたのですが、
あまりに高額でさすがにそれには賛同できませんでした。

姑が一人で食事をするのもかわいそうでしたし、
普通の家庭で育った私には結婚するときに持参できるものもなく、
あの頃は遠慮しかできませんでした。

新婚から姑と同居した私は、元気だった姑や旦那も一緒に使うキッチンなど
片付けると物のありかがわからなくなると反対されました。

そして、妊娠出産子育てを経てすっかり現状に流されていました。

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男は家に興味がない?

うちの旦那だけでしょうか?

ケチなのは結婚前からですが、お金を出してくれません。

結婚後は、姑が生活費を出していました。

私にはほとんど収入はありません。

働いていたころには考えられない自分で使えるお金がないのです。

棚一つ買いたくても、これがあると60代の旦那が小学生のころから使っている家具を指さします。

だから、家を触るような大きなお金が動くことは大嫌いです。

さらに同じお金が動くのでも、自分の貯金が減るのが大嫌いです。

今でも財布は別ですが、結婚直後は自分のバイクは簡単に買っても、
子どもの小さなお金は姑からもらっていました。

人からお金をもらう習慣がなかったので、苦痛でしょうがなかったです。

結婚10年ぐらいしてからやっと、銀行の管理を共有できました。

だから、結婚20数年でやっと家に少しずつお金が使えることとなりました。

家の中でも氷が張ることもある我が家の浴室をまずリフォームしました。

あのままでは患者様にはヒートショックを指導しているのに、自分たちが先に死にそうでした。

不用品処分 片付け業者

遺品を処分したい

旦那は、家に無頓着なだけでなく、家にある貴重品に興味がありませんでした。

絵や掛け軸、宝石、、着物、陶芸などなどいくら使ったのか、どういったものがあるのか、
もし盗難されても分からない状況でした。

時々やってくる義姉があれがないこれがないとなぜか私に言ってきます。
旦那は興味もないので我関せずです。

私にはものすごくストレスでした。

何かを処分するとまた、あれがないと言い出すのではないかと。

その小姑に立ち向かう元気もありませんでした。

だったら、高くても安くても興味がないので、
自由に持って行ってくださいと私たち二人で話しました。

すると、そういうわけにはいかないとその時には言います。

買い物の額を知っている義姉が絵や宝石、掛け軸など一部を鑑定してもらうと
引き取り額が買値の1/10から1/200ぐらいの額が提示されたようです。

すると、売らないと言い出しました。

事業の大きな借金も抱えているので、少しでも現金化したかったのですが、できませんでした。

ここ数年は年に一度も顔を出さないのに騒動だけしていく小姑に困っていました。

さすがに姑が亡くなり初盆、1周忌で義姉たちに片付けの話を持ち出しました。

すると今度はまだ母がなくなって一年しか経ってないのにと、
一人の義姉は口は出すのに手は出しません。

もう一人の義姉は理解もあり、一部片付けも手助けしてくれたのですが、
自分が義親の介護をしなくてはならなくなり忙しくなってしまいました。

ですが、協力してくれて、姉妹と旦那にも話をして
やっと遺品の整理が始まりました。

旦那に片付けを頼もうにも、見ているだけです。

私が疲れ果てて、精神も不安定なり、追い詰められてから
やっと業者に依頼することが許されました。

不用品処分 片付け業者 見積もり50万円

5日間 総人数14人

見積もりで、廃品の料が2トントラック5回分と4日間の作業ということで、
50万円の見積もりでした。

作業が休みの日にしかできなかったので、
日曜日にお願いしました。

作業はてきぱきと分別され、貴重品は買い取るか取っておくかなど聞いてくれる丁寧な作業でした。

手伝う必要があるのかと思っていたのですが、近くにいると余計に邪魔するようで、
完全に別室に待機してお願いしました。

結果、自分だったらもう少し使おうとか、
つい考えてしまいそうなものも見ないうちに処分してもらい、ある面良かったです。

姑の荷物からは、貴重品も出てくるので、丁寧な分別が必要と予定よりも1日作業が多くかかりました。

また、たいして買い取りに価格が付かないと思っていたものにお金が付いたり、
小銭が5万円近く出てきました。

片付けなければなかったものです。

びっくりしたのは、キラキラして、老眼になった私には見えないフェイスの動かない腕時計が10万円以上の鑑定額が付いたことです。

動かないので、この額ですが、動けばもっと高かったですよと言われました。

嬉しいよりも、先代の散財が怖い。

買い取り額を差し引いてもらい、無事に支払い、片付け祭りの第一弾終了です。

今回は

一部の部屋の片づけ

片付けてもらったのは、自分たちが使っている付近の部屋です。

まだまだ半分ぐらいの部屋の荷物の片付けです。

使っていない古い建物は、ほぼ手付かずです。

値札が付いたままの着物などが残っています。

嫁に来て20数年で10回ほどしか入っていない部屋もあります。

とりあえず、身近なところからきれいにしていきます。

不用品を処分したら

掃除の神が降りてきた?

見えていたけど見ないふりをしていた汚れていた部屋が
不用品で入れなかった部屋が入れるようになりました。

ルンバにも手伝ってもらい、掃除をしています。

掃除中は、手が痛いのを忘れていますが、
気が付くと腫れあがって夜は冷やしたり湿布をはったりしながら
重~い腰を上げているところです。

初めての我が家

友達も呼べる泊められる

新婚当時から自分の思いが通じなかった家と旦那。

今回の片付けでやっと私自身が自分の居場所を作り、
自分の家と呼べるようになりました。

旦那が数か月前に決定的に悪いことをやらかしたので、
初めて私と旦那の力関係が逆転しました。

それでメンタルを病んだ私に
仕事もできない状況でも文句も言えない旦那でした。

一時は食事も作るのはもちろん何にも味も感じなくなりました。

1ヶ月で5㎏痩せました。

今回の片付けでは、先代と旦那の小さいころのものを中心に捨てました。

だから旦那はつらかったと思います。

だから、旦那がいる日に業者に入ってもらいました。

後で、捨てるつもりじゃなかったとか言われたくないですし。

これからは、私自身がため込んでいる荷物を捨てる番です。

本当につらいのはこれからだと思いますが、
ここからが私の捨て活です。

いつかは旦那が死んでも子供に頼らず、
一人暮らしをする小さな家に引っ越したいです。

そこで保護猫活動とかしたい夢があるので、
荷物を減らしたいです。

片付けで荷物を置けるスペースが広がったので、
危険ですが小さく暮らしていきたいです。

これから

友人も恥ずかしくて呼べなかった我が家が
浴室とトイレのリフォームと和室の畳とふすまを換えて
友だちを呼べる部屋になりました。

いつでも遊びに来てもらいたいです。

お客様のためのお部屋

早く、コロナが収束して、
医療関係者ものびのびと過ごしたいです。